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15 May 2020止まることのない学習③ - 初等部も休校にはならない

英語はこちら。/ Read this article in English.

このシリーズのほかの記事はこちらをご覧ください:

・止まることのない学習① - 概要:LAISにおけるオンライン授業 /

・止まることのない学習② - リモート教育への移行:MS/HS教員へのインタビュー /

・止まることのない学習④ - 初等部も休校にはならない~算数編~ /

・進み続ける学習➄ - LAIS幼児部で活躍する3人の教員 /

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こちらの記事では、スクールコーディネータ―であり初等部の教員でもあるDeepaが、当校の生徒や教員が自宅からどのようにして学習を継続しているかについてお話してくれました。

Q1. 初等部では現在どのような形でオンライン学習を行っていますか?

初等部のオンライン教育は準備が整っていなかったのにもかかわらず、教員はこの挑戦に真正面から取り組みました。すべての教員は、授業を行うために必要なツール、アプリおよびプラットフォームについて学ぶための講習セッションに参加しました。何時間も費やしてお互いに協力して学び合い、オンライン授業を開始するための準備を整えました。開始までに2日間かけて必要な準備を行い、4月8日にスタートしました。オンライン学習期間中も、主要科目と同様に非アカデミック科目もバランスよく行うことが重要であるという認識のもと、音楽、図画工作、体育を含む1日4コマ、各1時間の授業を行っています。決められた時間割に従って毎週18〜20コマの授業を実施しています。

ある一日の時間割の例は以下のとおりです。

月曜日

9:30〜10:30 - 英語

11:00〜12:00 - 理科

13:00~14:00 - 算数

14:30~15:30 - 音楽

火曜日

9:30〜10:30 - 日本語

11:00〜12:00 - 図画工作

13:00~14:00 - 社会

14:30~15:30 - 体育

Zoomの授業は、年間計画に沿った学習内容で基本的には進められています。

(Year 6 Social Studiesライブ授業)

Q2. 生徒はオンライン授業をとおしてどのように学習していますか?

各科目につき1時間のZoom授業に出席します。授業は講義、ディスカッション、発表、およびビデオ、歌、ワークシートなどさまざまな学習教材の共有の組み合わせで行われています。また、クラスメイトに自分の作品や意見を発表したり、グループに分かれて話し合ったり、クラス全員でディスカッションを行うこともあります。教員は、授業を効果的で楽しいものにするために、魅力的なリソースや手段を見つけられるよう懸命に取り組んでいます。

Q3. コミュニケーションプラットフォームであるシーソーはどのように使われていますか?教員と生徒はこれを使ってどのように学びを深めていますか?

当校では、教員と生徒のコミュニケーションプラットフォームとしてSeeSawを新たに導入しました。このプラットフォームを使用することで、教員は課題をアップロードできるだけでなく、生徒にとって面白くて興味深いアクティビティを作成することができます。作業手段としてはタイピング、手書き、お絵かき、ビデオ撮影、音声の録音など、多くのオプションが用意されているため、生徒はSeeSawを使って課題に取り組むことを楽しんでいます。様々な方法を使って自分の作成したものを提出することができるので、創造力・発想力を身につけることもできます。さらに、このプラットフォームは、教員が生徒に情報を共有するためにも使用されています。

Q4. Learning A-Zとはどのようなツールですか?このツールを導入する目的は何ですか?

Learning A-Zは、当校が導入したもう一つの新しいアプリです。生徒の読解力向上をサポートするだけでなく、英語力全般の向上をサポートするリーディングプログラムです。読書を楽しむことができるように、レベルごとの本がたくさん用意されていて、生徒はそれらの本を使って読む練習をすることができます。教員は生徒にとって適切なレベルの本を指定し、進み具合を確認するために読解力の問題を出すこともできます。このアプリにはゲーミフィケーションというオプションがあるのですが、本を読んでレベルが上がることに好きなアイテムを獲得することができます。これを使うことで、教員と生徒は楽しく且つ健康的に学びを深めることができるのです。

Q5. オンライン授業への移行による新しい発見はありそうですか?

オンライン学習は挑戦的ですが、新しい教育方法や評価方法のためのプラットフォーム、ツールやアプリなど、新しい教育機会がたくさんあります。現在、世界中でリソースの共有が行われており、オンライン教育の教材を作成する様々な企業が無料でリソースを提供してくれています。これにより、教員は生徒にとって効果的な学習方法を前向きに学ぶことができていると思います。当校ではBrainpop、Prodigy、Learning A-Zなどといった新たなオンラインリソースを使い始めました。これらのリソースは、物理的に学校が再開した後も引き続き使用していく予定です。

Q6. 最後に一言お願いします。

通常の授業のようにクラスメイトに直接会う機会がないので生徒は寂しい想いもしていますが、基本的には当校の生徒のほとんどが、オンライン学習に前向きに取り組んでいます。音楽、図化工作および体育の時間はクラスメイトとコミュニケーションを取るという意味で、このギャップをある程度埋める役割を担っていると思います。

オンライン授業が軌道に乗るように、保護者はとにかく協力的で、我々は心より感謝しております。教職員の連携プレーにより、オンライン授業が開始された当初の問題はスムーズに改善されましたし、生徒が新しいツールやアプリを自宅で使うためのセットアップもサポートすることができています。今後もこのような取り組みを継続する必要があるのであれば、保護者による大きなサポートのおかげで、長期にわたって対応する準備ができています。

(Deepa - 初等部教員、スクールコーディネーター)

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